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社会を変革する映画

薔薇族映画


おもわぬところに名前が出た大木裕之ですが、いまパラダイスシネマのレイトショーで彼の撮ったピンク映画やってます。西陣キネマとかのほうがふさわしいんでしょうけど。
昨夜は『あなたが好きです、大好きです』というのを見てきたのですけど、光がいっぱいで電車のシーンとか水辺のシーンとかがきれいで(水面とか緑とか)画の美しさがなんともいえませんね。これ、監督の故郷の高知で撮ってます。
大木裕之はもとはイメージフォーラムでアート系(筋のないイメージっぽい)の映像を作ってた(今でも作ってる)人なんですが、もともとホモセクシャルな人なのでその方面のピンク映画の巨匠になってます。とっても叙情的で美しい作品撮ります。
(ただし、やっぱりセックスシーンとかは見ててキツイという人もあり。わたしはわりと平気。こういうのはヤオイ的な感性かな?)

ホモセクシュアル対象のピンク映画は俗に「薔薇族映画」と呼ばれ、梅田では「東梅田ローズ」で公開されるそうです。例の(映画の合間のストリップショーが警察官の手入れを受けた)ピンク映画専門館「東梅田シネマ」と同じビルにあるので一緒くたにしていて、「ローズ」の一語の意味をこれまで全く理解していなかったわたくし。あほだわ・・・。

本日、大木裕之の『たまあそび』見てきたら、なんと監督自身がふらっと映画館に遊びに来ていたというおまけつき。最初にあいさつなさっただけですが。
(じつはパラダイスシネマってスタッフの男の子も女の子もかわいいコが多くて、あの子ゲイやないかな?という雰囲気のコもちらほらいるのですが・・・そんなこと思うの不謹慎かしら?)

『たまあそび』、正岡子規の野球に関する短歌を散りばめながら松山市を舞台に野球をやるホモセクシュアルの男の子たちの心の揺れと恋愛模様を描く、世にも文学的な(そしてあいかわらず繊細で叙情的な)薔薇族映画です。
あいかわらず光がすごくきれい!それと緑と水辺。望遠レンズでとらえたゆらめく粒子の荒い映像もすごく魅力的です。
jaja(1998年11月8日)


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