WinK Cine Club???映画|
『あ、春』相米慎二と、『ニンゲン合格』黒沢清は、両方とも「家族の映画」でありながら、全く対照的な二本でした。これはもう、ぜひとも両方ごらんになるべきだと思います。
前者は、死んでたはずの父親がいきなり帰ってくることによって家族が家族を問われる話。
対照的といえば運命をつかさどる者として、前者には3人の母親(キルケもしくは運命の女神、マクベスの魔女でもええけど)が登場し、後者には3人の父親が登場するというところも、また。
個人的にはもちろん『ニンゲン合格』のほうが好きです。非常に潔い。
中島丈博(わたしやっぱりこのひと嫌〜い)の脚本によるところも多いのですが『あ、春』のほうがかなり泥臭い(この下品な脚本をよくもまぁすっきり仕上げたもんだと逆に相米の演出力に感心するぐらい)のに対して、『ニンゲン合格』はすごくスマートでかっこいい。
なのになぜか、このスマートでかっこいい方の映画館はガラガラなのですね。
『あ、春』は3人のキルケを演じた藤村志保(このひとの声いい!)、富士純子(このひとはもう全身が佳い)、三林京子(女優として出てくるのはむっちゃ久しぶりじゃないだろうか。肥ったねえ)が圧巻。一世代下の斉藤由紀も加え、日本映画をある程度見続けてきた人たちにはたまらない映画じゃないでしょか。あ、そうそう。主人公は佐藤浩市ですよん。
> 『あ、春』の終盤に用意されたちょっとした驚きのエピソード(ネタバレしません) > は、ほろりとさせるもしくはほほえましくおもわせる、部分なのだけど、わたし的に > は「ゲゲッ!」と吐き気を催させるたぐいでしたね。
ちょっとわかる気がします。
佐藤浩市は、わりと好きなのですが、この映画を見てもとくにいいなあ、と思うとこ
印象的だったのは、先週みた「ビッグ・リボウスキ」で仲間が死んだとき、火葬にして灰を海に蒔いてたし。「あ、春」でも、灰を川に蒔いてた。
それと、どちらもぶらぶらして酒ばっかり飲んでるって人が出てくるけど、なぜか憎めない人です。
『あ、春』は私はまだなんですが、「テアトル梅田」だったら ジェラール・フィリップ様の方に足が向きそうです。 先日、ひこ・田中さんらと会ってしゃべっていたら、 「そっちは、50、60歳のおばさんが多かったよ」と言われて、ちょっと後込み。 マギレもないこの世代のくせにいい男にそう言われるとかんがえちゃいました。 このひこさんが下記の自分のページで『あ、春』評を書いてます。 ご存じのように相米監督の「お引越し」は彼の原作です。
http://www.ne.jp/asahi/a/1/go/gotaku/9902/99021.htm#03
覗いてみてください。彼の日記は私の愛読ページでもあります。
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