映画についてあれこれおしゃべり

犀の角のように・・・


以前、少し話にのぼっていた韓国映画の『サイの角のようにひとりで行け』。
解りましたのでご報告。

 音に驚かざること獅子のごとく
 網にかからざること風のごとく
 サイの角のようにひとりで行け
         -----仏教原始教典

からきているのだとか。

つい先日小説(原作)を読みました。

 『サイの角のようにひとりで行け』 孔枝泳〔コン・ジョン〕著 石坂浩一訳
                      (新幹社.1998.\2,000)
  孔枝泳…1983年生まれ。延世大学英文科卒業。89年に学生運動を
        扱った『これ以上美しい彷徨はない』で広く知られるようになり、
        93年、『サイの角のようにひとりで行け』が65万部を超える
        ベストセラーになり、映画化された。『ハンギョレ新聞』『東亜
        新聞』など韓国を代表する新聞に小説を連載。
        現代韓国を代表する女性作家。
        なお、仁科健一・舘野哲編『韓国の女たち〜仕事・子育て・
        フェミニズム』(社会評論社)にインタビューが掲載。

経済成長のおかげで、法的、あるいは形式的、そして家庭においてさえも、
女だという理由で差別を受けることなく育った最初の世代が、学校を卒業した
後、結婚という制度に編入されることによって経験する悲劇が描かれています。

非常にヘヴィなのですが、イライラするのですが、胸が苦しいのですが、
悔しい気分になるのですが、大変おもしろかったです。

「ひとりで行く」のはわりと難しいんだよなーと愚痴をこぼしつつ。

K 祐子(1999年12月07日)

▲映画についてあれこれおしゃべりのメニューに戻る
△作品別索引に戻る