演劇、舞踊、音楽、オペラ、その他の芸能

スーパー歌舞伎


 今日は、Kさんと一緒に スーパー歌舞伎『新・三国志』見てきました。
最高でした。

 市川猿之助って、ほんとうにエンターテイナーだと思います。

 老若男女 すべてを感動させてくれる。

 それに、なんといってのあの顔。顔だけで、泣かせてくれるのです。

 宙づりとなり、愛する劉備を抱いて、私たち観客を見下ろしていくわけですが、
たぶん、観客はみんな 自分を見ていると 思いこんでいると思う。

 それくらい、目の動きがすごい。動かないんだけど、目の動き。
 表情。感情を出していないんだけど、その表情。

 『キャッツ』でも そうだったけど、どうして 「天に昇る」という行為で
こうも、泣けてしまうのだろう。

 水を使った演出や、京劇の俳優陣の みごとな動き、洗練された衣装。
休憩入れて4時間半でしたが、あっというまでした。

 なにより、ラブシーンがよかった。二人並んで座っている。
 笑也が、そっと手に触れにいく。
 笑也は、上を向いて目をつぶっているの。
 猿之助は、下を向いて むしろ苦しいような せつない表情をして
手を握り返します。
 無言の時間が続いたけど、私たちのドキドキする音が聞こえるかと
思うほどの いい静寂でした。
 ロマンチックで、悲しい シーン。

 ワタクシ 個人的には、曹操の策士、市川段治郎演ずる 
程G(ていいく)が、悪役ですけど、クールで好きでした。

 観劇って楽しい。幕間のお弁当や コォヒーや。
 今度はビールも飲もう。

 Kさん、ほんといい機会を作ってくださって ありがとう。
 Kさんが 言うてくれなきゃ、絶対行ってなかったのですから。
 すごく、楽しませてもらいました。お弁当もおいしかったしねー。

 実は、その前に 美少年の群と 『ライフイズビューティフル』を見たの。
引率という名の タダ見です。(件名は、原題。まんまだけど)

 ポスターとか、スティール写真でしか、知らなくて あまり 期待して
なかったのですが、これもよかったです。

 ざわざわしている少年たちを すっと映画に 引き込んでいく
導入部から、楽しいですね。イタリア語の響きが なんともいいです。

 これは、言語の響きが とてもネックになっているように思えました。
 騒がしいほど、陽気なイタリア語。激しく、厳しいドイツ語の響き。
 そして最後に、若い兵隊が 声をかける英語(アメリカ語?)の
脳天気なやさしさ。

 妹に 思い切り ネタばれ してもらってたので、最初から
涙ぐんで、最後は嗚咽を抑えるのに 必死にならなきゃいけないほど
泣いてしまいました。

ふぁっちゃいM(1999年9月18日)

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