女優、男優、監督

前髪の二世俳優


 これ、記憶が全く欠如しっちゃってるのか、それとも夢でも見てたのか
杉良太郎(好きなんですよー)の息子が、頭の中に 「すっごくええじゃん」
とインプットされてるんです。

 なんでやろ?

 とにかく最近どこか(ま、TVに違いないと思うけど) で見たことは確かで、
おとうさんがいいと 息子もいいんだわ と変に感心したんです。

 で、予告編で見た 『御法度』。
 松田優作の息子が出ています。 映画館の大きい画面で見ました。
松田優作の息子っていうより、両親の顔を まるで コンピューター
グラフィックスで かけ合わせたような みごとな顔に 仕上がっています。

 そして、その顔に ふてぶてしさと、一刀彫り的な どこに向かって
いるんやろ というような未知のものが あって、たいそう魅力的でした。

 中性的な あやうい 性的魅力もあるし。

 沖田総司が 武田真治で、あとは忘れちゃった。おじさん俳優さんが
多かったみたい。たけしも出てます。

 監督が、大島渚やし、久々にすっごく見たい 日本映画です。

 話変わって。
 うう、野ねこさん。ソニータワー行けなかったんですよー。
 中学生になったってこと 忘れてました。なんちゅー母親。
 クラブ活動なんです。後半 土日も練習試合とかで、朝7時前から
夜8時近くまで 帰ってきません。
 お弁当は、自分で作るように と言われて、大きなおにぎりを
二つ作って持っていきます。
 
 なんか、どんどん息子が遠くになります。でも逞しくなりました。

 そや。ケイン・コスギも好きなの、私。

ふぁっちゃいM(1999年8月25日)

 映画館で「御法度」の宣伝見るたび もう胸がワクワクして
「待ちきれないっ」とは、このこと。

 たまたま、司馬遼太郎の 「新撰組血風録」読んだのですが、
この中に、「前髪の惣三郎」というお話があって、たぶんこれが
「御法度」の原作じゃないかしらんと 思ったのです。
 (たしか、「梟の城」も 司馬遼太郎ですよね)

 加納惣三郎という、美貌の剣士が 新撰組に入隊し、そして・・

 「衆道」に 入っていくのです・・・。人間関係 恋のもつれ から
物語は悲劇へと進んでいきます。
 惣三郎は 今で言う 魔性の男 といったところでしょうか。

 「衆道」ああこの怪しげにして 華麗な響き。
 うーん、男と生まれて 一度は 踏み込んでほしい「衆道」

 しっかし、なんで昔の人は 「道」と名付けたんだろうか。
「道」ともなれば、そのお作法 とか、極める なんてのも有り
なのかしらん。

 前髪垂らした 惣三郎も なんとか(名前忘れちゃった 映画では 浅野忠信)
って 人に 「仕込まれた」そうです。

 土方(どかた じゃないよ、ひじかた。知ってるか)が、この二人の
手合わせを見て 「この二人、できたな」 って感づいちゃうところが
なんとなく、可笑しかった。

 映画は、この土方を 北野武、近藤を崔洋一、沖田総司が
武田真治 と 完璧なキャスティングではないでしょうか。
 惣三郎は 前にも言いましたが 松田優作の息子で、
美貌というより、その怪しげな切なさが ぴったりのような
気がします。

 宣伝は 「君は人を切ったことがあるか」という ドキドキするような
コピーですが、最後に大島渚が 新撰組の装束で現れるのはやめてほしい。

ふぁっちゃいM(1999年11月13日)

きうちんwrote
> ふぁっちゃいさん、『御法度』ってば、すんごく前評判悪いですね…。
>
>  <瞬間>のない映画。恋に落ちた瞬間、殺意を抱く瞬間、
>  欲情する瞬間。すべてない…。
>
> とか、
>
>  キャスティングは新春かくし芸大会にしか見えなかった。
>
> とか、
>
>  真の「やおい」映画。「山なし、落ちなし、意味なし」だから。
>  「ホモはホモ嫌いに惹かれる」というゴールデンセオリーが作品の主軸。
>
> とか、
>
>  松田龍平はダメ(おすぎ談)
>
> とか…。
> 是非、観たいけれど。

 だああ、こうまで言われてる?いやん、びっくりざんす。

 松田龍平は、「綺麗な 片桐はいり」 には、ビビリながらも
納得(するなよぉ)したけど。
 「カツラ被った 広末涼子」 には、(ちょこっと)頭きた。

 ああ、ビミョーな女心。

 でも、大島渚は、ほんと好きなので、やっぱり 思い切り期待して
見に行きたい。
 「戦場のメリークリスマス」も ロレンスの日本語 何言ってるか
さっぱりわからなかったけど、関係なく感動できたし。

 そういえば、北野武の「あの夏一番静かな海」の サーファー達も
何言ってるのか 聞き取れなかった。でも 私たちの普通の会話って
ほんと あんなもんだと思うし。第三者に聞かせる必要は ないんだから。
 潮風の音も ビュービュー入って 会話自体が 心地よい音楽のようだった。

 きのう、BSで、「御法度」の メイキングみたいなのをやってたけど、
よかったですよ。映画よりも 大島渚や 彼のことを心配(?)する
回りの人々にスポットを当てていて。

 うん、やっぱ、見たい。期待してます。
 
 ただ、今日TVのCMで見たときには ぶっ飛んでしまった。
 北野武と武田真治が あんなことを・・なんて、
いやだ、うっそぉ、ほんとー(古い)の ノリで 言ってたもの。

 なんか、ヘンなふうに 期待しちゃうよね。それもよいかなー。

ふぁっちゃいM(1999年12月17日)

>  松田龍平は、「綺麗な 片桐はいり」 には、ビビリながらも
> 納得(するなよぉ)したけど。
>  「カツラ被った 広末涼子」 には、(ちょこっと)頭きた。
>
>  ああ、ビミョーな女心。

ははは。ホンマや。
ってゆーか、たまに人の家にあるガラスに入った日本人形みたい。
彫刻刀で創れそうな顔。

>  でも、大島渚は、ほんと好きなので、やっぱり 思い切り期待して
> 見に行きたい。
>  「戦場のメリークリスマス」も ロレンスの日本語 何言ってるか
> さっぱりわからなかったけど、関係なく感動できたし。

大島渚、コーフンしてくると「うう゛う゛う゛ううううーーーぅぅぅ。」と言いながら
座っている椅子からだんだんと立ち上がってくるのだそう。
とった音声には大島氏のうなり声が入ってまいるのだとか。
そういうとこは、好き。

>  ただ、今日TVのCMで見たときには ぶっ飛んでしまった。
>  北野武と武田真治が あんなことを・・なんて、
> いやだ、うっそぉ、ほんとー(古い)の ノリで 言ってたもの。
>
>  なんか、ヘンなふうに 期待しちゃうよね。それもよいかなー。

これ、たまげた。
特に武田信治の何ともいえん、あの目線と姿勢…。
「うふふ(ハート)」ってな吹き出しをキュキュと書きたい。
あーんなこととかこーんなこととか、観れるのかしらね。

K 祐子(1999年12月17日)

 ふぁっちゃいさんの気持ち、わかる気がします。「綺麗な 片桐はいり」ならいいけど(良くないかな)、「カツラ被った 広末涼子」はいやですよね。
 そうか、松田龍平、だめですか……
 もの知らずなわたしは、松田優作というひとをNHKの事件シリーズのなかの一話で初めて見て、なんだなんだ、この男はなんだ、とどきどきしたのを覚えています。だって、ぜんぜん知らなかったんです。
 亡くなったときはけっこうショックでした。あの世に行ったら、あの方とスティーヴ・マックイーンとユル・ブリンナーと松田優作がいるところをのぞいてみたい、とかねがね、思っているのです。(子どもらには、男の趣味、すげぇ悪い、と言われておりますが)
Y 利子(1999年12月17日)

 で、『御法度』。近頃、めっきり見る映画の本数減ったのに、
何故か公開前映画を見ることが多いのです。『御法度』も試写会で見ました。

 あんまり期待せずに見たので、まあ、あんなもんでしょって感じでした。
ただねー、1時間40分で充分かな・・、会場半分の人は半眼状態・・だったと思う。
 CMのあのコメディタッチなのり、あのままです、映画も。
あのCMは女性週刊誌のタイトルばりの思わせぶりですわ。
 私は松田君は大丈夫でしたよ。
私の美へのこだわり、肌の美しさはさすがに16歳だけあってぴかぴかだったし・・・。
浅野・武田あたりの使われ方がこんなもんかいな・・?とちょっと残念だったけど。
 
 まあ、私は全然違うところで全く違う想像を頭の中で駆けめぐらせて、
ずーーーっとどきどきしてたので、この映画を見たとは言えないかもしれない・・・。

F 真子(1999年12月18日)

『御法度』見てきましたよん。なんのこたない衆道愛の小話(コント)というか痴話小話というか、なのですね。なんだか重々しくみせる予告篇だとかカンチガイ音楽だとかカンチガイ衣装(まぁワダエミさんのはすべてカンチガイという噂もある)にまどわされてはイケマセン。もっと軽〜く、なおかつこのていどの軽いことで男たちが簡単に殺し合い死んでいくのだという恐ろしい滑稽譚だとみればかなり楽しめます。トミーズ雅とのエピソードがいっちゃん可愛いかった。

松田龍平はよかったよん。ただ、その前にヌーヴォで見てきた大島渚の『無理心中日本の夏』(1967)がわけのわからない焦燥感と殺意とでまったく仁義を欠いた(とりあえず偶然そこにあつまっただけの)兇暴者の集団が日本の旗の(ナショナリズムの)大きな陰の下で自滅していく男たちの物語だとすれば、けっきょく渚ちゃんってスタイルは変わっててもこのあたりのところは全く変わってないのかなーと感心させられたりするのですけど、その『無理心中〜』で当時何歳ぐらいだろ役柄では17歳を演じていた田村正和の美しさと比べるとやはり龍平くんはちょっと弱いかな。

ともあれ『無理心中〜』みたいに(に限らず初期作品のどれもにみられる)やりきれない兇暴さと、『愛の亡霊』や『マックス・モナムール』など最近の作品にみられるちょっとやるせない飄逸味とがないまぜになった面白い作品といえるかも。

「そのケがある/ない」がかなりいかがわしく設けられた壁として機能する(やたらこのコトバがたくさん出てくる)のですけど、こういうのはどうなのかなぁ…。なければ成り立たないことはわかるのだけど…。

jaja(1999年12月21日)

 はあはあ、ぜいぜい。もう、冬休み突入で 映画あきらめようか、思ってた
矢先、見に行くことできて、あわてて飛び出した サザエさんのよう。
気がつけば・・・つっかけ履きで、難波を歩いてました。

 このさい、ええいっと二本見てきました。
お昼ご飯は 自分らで始末するのじゃ、ええな 子供達よ、と言い捨てて。

 「ワイルド・ワイルド・ウエスト」 と待ってました「御法度」。

 「ワイルド・ワイルド・ウエスト」最高。ケビン・クラインって、こんなによかっ
たん?と 思うくらい すてきすてき。
 でも、ほんとの 主人公は、発明品の数々で、007の昔から こういう
ちゃち ゆうたら 怒られそうやけど、なんか、こう ほほえみを誘うような
可愛い発明品が わんさか。

 衣装もよかったし、特撮とかアイディアが、マニアや関係者をうならせる って
感じじゃなく、我々観客が うししと 嬉しくなるような ものだったし、
パロディも わかりやすくって、もうほんと、全編うひゃうひゃの 楽しさでした。

 「御法度」 一番驚いたのは、間違った場所来たのか と思ったほど、
観客の 年齢層が高く、しかも 長年連れ添った夫婦連れが なんでか
わからないけど、多かった。(つっかけ履きを 指摘されそうで 怖かったよ)

 映画は、すごく期待していったら ハズされてるだろうし、期待しないで行ったら
思ったより いいじゃないの、という感じです。
 脚本難しいだろうな、と思います。新撰組って、常識のようで 何も知らない
人たちが 多いだろうし。
 私のように(えらそうじゃが)、ここ何ヶ月で すでに、オタクの領域にまで
入った 新撰組くわしいねんで、やかましで わし、ちゅう人も たくさんいてると
思うから。

 松田龍平は よかったです。武田真治の方が (ジュネかなんかで選ばれた
だけあって) ずっと 美少年だけど、松田龍平は 正直言うて そんなに
綺麗とは 思えない顔、にもかかわらず、納得させてしまうオーラ(という便利な
言葉)が ありました。

 武田真治の 沖田総司は あまりに綺麗すぎて、天真爛漫な総司像を
持っていた私には、ちょっと不満でした。
 惣三郎が 懸想していたのは・・・に続く最後の言葉と ともに。

 ま、衆道 という言葉は 耳で聞くより、私の場合 活字の方が
ウレシかったのかもしれない。

 蛇足ですが、おいらんの神田うのの化粧した顔が 若き日の K明子の
ように思えたのは うがちすぎでしょうか。

ふぁっちゃいM(1999年12月24日)


▲女優、男優、監督のメニューに戻る
△作品別索引に戻る