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映画についてあれこれおしゃべり

ボロ雑巾系


そう。最近。悪夢をみるのです。怖いのです。とても。
冷や汗がタラーッと。流れて。動けないような。そんな夢。

ちなみに昨日の主演女優は梶子さんでありました。オスカーもの。
(そして思い出したようにWCCにメールを出すワケです)

皆さま、残暑厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。

きうち@唐変木系 です。

大江健三郎の『人生の親戚』を読んで頭を悩ませ、山積みの課題からはひたすら逃げ、『がんばっていきまっしょい』を観て部活の同窓会を開き、旅支度もそこそこに心はどこを向いているのやら、まったくもって覇気がなく、深夜京都〜名古屋をタクシーで移動するという豪遊系暴挙に出た折いわした腰未だ癒えず、刻々と確実に減ってゆく夏休みをただ自堕落に過ごす日々です。

この間観た映画は意外に少なく、『がんばっていきまっしょい』と『パラサイト』と『ハイアート』の3本。

『がんばって…』は、先にも書いたように触発されて部活の同窓会を開くに至りました。しかも他の人に幹事を押しつけて上座に座って。まあ、バスケットみたいなのをやってたんですが、そのきつかったことと言ったら、アタシのセイシュン系ラヴへ注ぐパワーを奪っていったくらいでした。
顧問のセンセも登場して背筋がむずがゆい思いでしたが、卒業してみればタダのおっさん。けど相変わらずアタシを「おまえ」と呼ぶのは変わっていませんでしたっけ。それが最もイヤだったのを思い出したり…。驚くほど、バスケットの話や昔の思い出話をしないで、だいたいは、現在の「オトコ」の話に終始していました。
嗚呼、髪を振り乱し走り回っていた彼女たちはもういないのねってな感じ。

『パラサイト』はこの道のプロのお供をしたのですが、アタシはこのような、SFホラー?系ってのには疎くて、うひゃうひゃ言って気持ち悪がったりハラハラしたりしてました。
「スクリームと一緒やんけ、結局。」とその道のプロはおっしゃっていました。
寄生体(だから『パラサイト』)の話なのですが、どんどん寄生していって、地球を征服していくようなそんなの。で、それに気づいた高校生たちがその繁殖を食い止めようと闘うのでありました。
その寄生体というのが、すごく水分を欲するので、寄生された人間は大量の水を補給するのです。で、これが仲間が寄生されていないか確かめる時に役立つのです。
一人の男の子が作った殆どがカフェインだというドラッグを吸うことによって、水分が消費されます。その際、寄生されていない者は、まぁ気持ち良くなったりするワケですよね、でも寄生されている者はなんか溶けちゃうんです。
ことあるごとに、「お前は仲間か?」的な感じでドラッグを鼻から吸うシーンが登場するのです。「おいおい、ええんかい」と思いつつ観ておりました。

『ハイアート』は期待度が高かった割には、「なんか、ありがちー」ってな感想ですましてしまいたいような気がしました。
写真家と編集者(どちらも女性)が次第に惹かれてゆく…でもって、写真家の復帰作品として愛する編集者の写真を撮るワケです。で、それが雑誌の表紙になって認められた時には、写真家はもう死んでしまっていない。「え?もう終わり?へ?ほんで、ほんでよ、どうしたの?」ってずっと思いながら帰途につきました。
せっかく、見逃すまいとギリギリに滑り込んでワクワクしながら観たのに。

アタシはボロ雑巾系の旅をします。
友人達がこぞってゆく海外(ま、この場合はUS・UK・EC系を指す)旅行が大好きな人に貸してあげたら、きちんと洗濯されアイロンをかけられ、その人の香りも伴って返って来たハンケチだとすれば、アタシの旅は、さしずめ、給食で牛乳をこぼして、仕方なくそれをふき取る為にかり出された、もうすり切れかかっているボロ雑巾といった具合です。
お供してくれるサルもおらず、それどころかお供ができそうな時に取り出す吉備団子さえ持たず、ただ一人分の志を詰めたずた袋を引きずるような、そんな旅です。

18切符でゴトゴトと電車に乗ってゆきます。また腰をいわすのでしょうか。さて、どこへゆきましょうか。
とりあえず、南へ。
香川県の直島という島へゆきます。これは決定です。

K 祐子(1999年8月23日)

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