WinK Cine Clubおすすめ映画いまはそれよりシネヌーヴォの成瀬巳喜男通いです。
ニュープリントも含めて、いま世界で見られる成瀬のすべて40本一挙公開(それでも90本近く撮ってる監督の作品で残ってるのが40本とはなさけない)。
昨日おとついと『妻』『夫婦』『娘妻母』と見てきましたが興奮してます。やっぱすごいです。画面に緊張がみなぎってます。不倫(むかしはそう言わないか。なんて言うんだろ?)だったり堕胎だったり恋愛とか結婚とかあるいは心中とか突然の死とか破産とか一家離散とか、ある作品では起こりそうで起こらなかったり、べつの作品では起こりそうにないことがあっさり起こってしまったり、そういうことごとのなかで女がかならず口にすることがあったり男が口にすることがあったり、それらがすこしずつずれた軌道をすすみながら、作品作品ごとに小さな破綻や大きなカタストロフ、ふいに映画が沈黙する一瞬、があったり・・・。
できれば有名な作品1本、2本だけというのでなく、いちんち5本ぐらいやってたらその5本すべて見てひたってみるという見方がおもしろいと思う。
jaja(1999年8月18日)