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エリザベス


 最近、映画を見ても、見っぱなしのことが多くて、wccもROMばかりでした。老人力で、役者の名前が覚えられないってこともあるんです。というわけで、杜撰な感想ですが。

エリザベス、見てきました。歴史劇の類が嫌いな方ならともかく、そうでなければ、それなりにおもしろいんじゃないかな。衣装も豪華、舞台装置も豪華、主演の女優さんが肖像画のエリザベスによく似てて、しかも表情や雰囲気がじつにTPOに似合ってる(変な言い方ですね。要するにうまいんでしょう)。見ることを堪能できるという感じでしょうか。イギリスの時代劇(?)という点では、恋に落ちたシェークスピアとよく似ているのですが、あっちはなにせ、シェークスピアが控えてまして、台詞の豊饒さ、男と女の入れ替わりなどの趣向が盛りだくさん。厚みとこくが違うよ、という感じがどうしてもしてしまいます。ただ、描かれた女性が生き生きしているという点は共通していると思いました。男から見た女ではなくて、女が見ても違和感のない女、になっている。それは、女王であるエリザベスも同じで、うまく言えないのですが、自分で判断して行動する、頼れるものは自分ひとり、という根性が坐っているというのでしょうか。それにくらべて、あいもかわらぬ権謀術数にうつつを抜かす宮廷人とか、俗っぽい権力闘争の主役になる法王とか、男性陣のほうが精彩がないのがおかしかった。この映画の制作に(恋に落ちた……もそうですが)どれくらい女性が関係しているのか知らないのですが、女性がつくらなくても、こういう女性像が自然に出てくる時代になってるのかな(海の向こうは)と、ちょっと思いました。そうそう、一人だけ、スコットランドの女王メアリをやった女優さんが、現代のおばさんにしか見えないのが辛かった。俳優さんに詳しい方にそのあたりの消息、教えていただきたいな、と思います。だけど手放しで絶賛できないのは、まったく個人的な嗜好によるもので、エリザベス女王、大変だったんですねぇというだけで、感情移入ができないから、かな。

Y 利子(1999年8月3日)

同じくご無沙汰してます。
見てきました。
歴史もの好きなのかな。
私、見た事ある顔だなと思っても名前なんて論外。
見た事ある顔と思うだけ上等。
で、ゴッシックというの?あの寺院?エリザベスの頃には
完成してて、あんなもんなの?
建築やってる人に教えてもらわなくてはとずっと気になりっぱなし。
なんとなく国庫が空っぽにしてはヘンな感じ。
お父さんもバチカンと喧嘩してごちゃごちゃしたはずだし、
エリザベスにしたって妾腹で王権にケチつけられっぱなしの人でしょ?
フランスに嫁入りしたメアリーにとことん悩まされたってイメージ。
中世の貴族って漫画の読みすぎかもしれないけど
しょっちゅう殺し合いしてる感じで、エリザベスにしたってそうだろうと思う。
当然ストレス強くって、男にしろ女にしろ妾の一人や二人
持たなきゃやっていけないよねと素直に思ってしまった。
若くてきれいな娘の成長物語。
最後の白塗りは肖像画のエリザベスに似せるためだろうか?
なんか違和感。治世40年後ならともかく、顔が繋がらない。
シュークスピアみたいに楽しくはないけどま、
こんなもんという程度には楽しめた。
I 順子(1999年8月4日)

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