WinK Cine Club特別企画

福岡はアジア映画の街


福岡アジア映画祭、行ってきました、です。

1本目は「ザ・パーソナルズ」監督:伊比恵子
老人の楽しみについて考えさせられました。
みんな、とっても自然で、本音を話してるって感じでした。

2本目は「火の鳥」監督:ヤン・リーピン(中国)
とにかく舞踏がすてきでした。
舞踏家のアイドルとなってマスコミに追い回されるヒロインは、
山奥の神秘的な村で過ごした少女時代をひた隠しにする。
それが心理的に追い詰める。
きれいだったけど、なんかとっても疲れました。

それで、ちょっとたのしそうなのを観たいな、と思い、
アジア映画祭じゃなくて、他の映画館に。
シートが楽で好きな、中洲のシネリーブルへ。
「メイド・イン・ホンコン」という映画をやってた。
もっと楽しい青春ドラマかと思ってたら、結構、暗かった。
少女の自殺からいろんなことが起こり、友達が死に、
最後には自分も友達の墓の横で死んでしまう。
不良だけど、弱いものいじめをゆるさない、友達思い。
でも、出ていった母親をついさがしてしまう、まだ子供。
複雑な少年の心理を描いている。

またちょっと疲れてしまいました。

おなかがすいたので、博多リバレインとキャナルシティをむすぶ
川端商店街にある前から気になっていた「焼きカレー」というの
を食べに行きました。
博多はもう山笠ムード。
京都の祇園祭の山のように、あちこちに何番山というようにあり、
椅子が置いてあります。
山にはいろんな装飾がしてあり、どらえもんのもありました。
それで、「焼きカレー」なんですが、グラタン皿にカレーライス
を入れて卵入れて、焼いてあるだけで、どうってことなかったです。
いつまでも熱いのがいいです。

T 尚子(1999年7月4日)

『メイド・イン・ホンコン』、おもしろかったです。
 Tちがおっしゃるように、筋だけを要約すれば陰々滅々救いようのない物語に聞こえますけど、きっと香港の若いひとたちの現実をそのままうつすかのように小さなギャグの数々、登場人物らの(ほんとに手持ちの服を持ってきたらしい)生きいきしたファッションに生きいきとした顔つき、全力をこめて動くその動きなどが、爽やかで好感のもてる作品にしあげていると思います。
jaja(1999年7月17日)

今、福岡はアジアマンスなのです。

月曜日にアジアフォーカス映画祭に行ったのですが、やっと
今日、書きます。
ほんとは昨日の休みにも行きたかったけど、疲れちゃって
行けませんでした。

みたのは、
「歳月」1998ベトナム
監督:ミー・ハー
出演:ホン・アイン クアン・ハイ

ベトナム戦争のさなか、
主人公のニュエの曾祖母が築きあげた魚醤会社が、父の代になり
伝統の味が継承できなくなり、最後にはその曾祖母を殺して、
一家は不法移住してしまう。
ニュエはひとり残り、曾祖母の伝統を受け継ごうと一から魚醤づ
くりに取り組むが、いろいろな障害にも負けず、最後には国際
見本市で大量注文を受ける。
この映画を見て、ベトナムの女性って強いんだな、と思いました。
まず曾祖母、そして祖母、主人公のニュエ、父の妾の娘ヌック
みんな、女性だから、といった弱さが全くなく、自信に満ちて
います。
主演女優のホン・アインはちょっと早見優に似た美人。
上映後のインタビューで、重い魚醤のつぼを運ぶシーンを監督が
何度もやり直しさせるので、「くそ、監督、一度、やってみろ」
と思ったというたいへんだったエピソードを話していたのが印象
的でした。

もう一つ
「魅惑」1992 イラン
監督:アリ・ハタミ
出演:ファラマルズ・セディキ アミン・タロウ

イランの伝統音楽を後世に残すため、王が側近にトップクラスの
音楽家たちを集めさせ、フランスでレコーディングするよう命ずる。
一流の音楽家たちが集まり、フランスへ行くが、歌手のタヘルが
病気で死んでしまい、目的は達成できなかった。

音楽がすばらしかったです。
とくにタンブーラ(たいこ)奏者のてさばきは本物ということです
が、その太ったルックスや、気の弱い感じが可愛かったです。
また、衣裳や風景もきれいな作品でした。

どちらも伝統を残すことに努力するという点が共通してて、
感動しました。
ただ、「魅惑」の方は仲間の死と未達成に終わるという悲しい結末
でした。

映画が終わったあとは、昨年と同じように、市庁舎前広場での
アジアンフェスティバルを楽しみました。
この日はタイの舞踊をやってました。
アジア屋台も出てたけど、1時間後に友達と待ち合わせをしてたので、
サンミゲルビールだけ飲んでがまんしました。
結局、今年も2作品だけしか見られなくて残念でした。

T 尚子(1999年9月19日)


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