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WinK Cine Club???映画

アベックモンマリ


Yさんwrote :
> やっと「天使が見た夢」を見てきました。
>  うーん、きついなあ、と思いました。もう年齢なんだろうな。こういう
> きついの、辛いです。

いやいやお歳のせいではないでしょう。Yさん、お若いですよ。
かえって「若い」から「あんまり痛いのは生々しくてだめ」というひともいるみたいで…。

シネヌーヴォに諏訪敦彦の『2(DUO)』を見に行った帰り道で松井さんにお会いしたときのアホ会話(記憶により編集)。
私「いっやーよかったわぁ〜」
松井「気に入ってくれたぁ?よかったわぁ。…あの映画って痛々しくて見てられないっていう人多いから」
私「痛々しいからこそええねんやん。直視できないってことはなかったけどなぁ」
松井「あたしら、あんなん通りすぎて来てるやん?そやから…」
私「あたしらって、一緒にせんといてぇ(笑)」
松井「あ、それは失礼しました(笑)」

つまり、松井さんのリクツによれば「通り過ぎてきているほどの年齢のひとなら直視できる」けど「まっただなかにいる若いひとは、痛々しいものは直視できない」ってぇわけですな。

以前もここに書いたかもしれない、諏訪敦彦の『2(DUO)』というのはほんっと痛々しい二人をじっとみつめたすごい映画なのですけど、これとおもわず比較してしまったのが、最近見たたんらたらたらゆっる〜い二人の映画。
これがけっこう若い子たちがいっぱい入っているのです。
大谷健太郎・監督の『アベックモンマリ』(略して"アベモン")梅田ヌーヴォでやってます。

パンフを見ると「無駄話ばっかりの映画」と書いてあって、それはよい!と期待したのですが、実際は全く逆で、無駄話のかけらもない、ただただ物語を進めるための二人の関係にまつわる話(つまり“本質的な”話ばっかり)をたらたらしているわけですが、その話の内容のゆるさ(凡庸さというか緊張度の無さというか…)に唖然とする。

Kの書いてた
> 学生のわたしたちの話というのは、概ね恋愛関係についてか友人関係
> についての悩みみたいなのが人気です(なんか言葉間違ってる?)。
> "親友探し"みたいなのがさかんなのも気になります。

って、こういう「ゆるさ」と通底してるんかなぁ〜とも漠然と思います。

いや、優しいだけが取り柄の縫い物得意の“夫”とか、きっつい“妻”とか、まぁそういうのはいいことだし、その「ゆっる〜い」リズムをつくりだしている長回しとか、まぁおもしろくないこともないのですけれど、やっぱりこの種の凡庸さにはうんざりしますねぇ…。

jaja(1999年5月2日)

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