WinK Cine Clubおすすめ映画スティーヴン・フリアーズの『ハイロー・カントリー』がおもしろかったです。クリント・イーストウッドの『トゥルークライム』のあとにみると、おお!失われてしまったアメリカ映画の代替物がここにも…って感じ(詳しくはまたどこかに書きます)。しかしパトリシア・アークェットにはちょとがまんならん気がしてきた『ロストハイウェイ』と一緒なんだもん。
フリアーズは『スナッパー』の軽い彼ではなく『プリックアップ』の頃の重たい重たい演出。うう男と男と男、男と男と女、父二人と息子、父と兄弟、など拮抗し緊張し暴力を孕む三角形のかさなりころがるようすの緊迫感がなんともいえん。
夜景や室内の光の使い方など、カラー映画なのに白黒映画みたい!と思ってしまったのですが(色彩を抑えているという意味ではなく、「光」をペンに描いているようなところ)、まったくおんなじことをパンフレットをみると樋口泰人氏が書いてたのでがっくりきました。jaja(2000年2月18日)