WinK Cine Clubおすすめ映画「ワン・ナイト・スタンド」という映画を スターチャンネルで見たのですが
よかった です。思いのほか よかった。
黒人の有能CMディレクター(ウェズリー・スナイプス)が エイズの
友人を見舞った NY(ニューヨーク)で、女と ひょんなことから
一夜を明かしてしまう。
その女が ナスターシャ・キンスキー。
この人、「テス」で ブレイクした頃は、なんだか、成熟した少女
みたいで、アンバランスで、見てる私は不安を 感じたりしてましたが、
こんなに、うまいこと 大人になってるとは 驚きでした。
あと 驚き というか、自分への戒めも込めて なのですが。
前に エド・マクベインの小説(87分署シリーズではなくて、
弁護士さんのシリーズ)の中に、
「ハリウッドが 黒人のセックスシーンを 撮らないのは 差別というだけで
なく、本当は 黒人の 素晴らしい肉体にコンプレックスがあるから。」
というような フレーズがあって、なんとなく 黒人(特に白人女性相手)の
セックスシーンは タブーなのかな と思いこんでいました。
この映画では、ウェズリー・スナイプスが、ナスターシャ・キンスキーとの
官能的なシーンや、自宅で妻と行う 激しいけど 明るいシーンが
ふんだんに 織り込まれていて、彼の魅力が 伝わります。
ちなみに 妻は アジア系で、ナスターシャ・キンスキーの金髪スリム
おとなしくて 賢そう、というイメージと 対照的。背が低くて 活発で
平べったい顔で 明るくて、魅力においては 負けていません。
そういう 恋愛だけでなく、エイズの友人が この映画を 素晴らしい
ものに しています。
その友人を ロバート・ダウニーJr。
こんなに チャーミングな人だったのだと 驚きの連続。
「チャーリ」の時は むしろ、老成したイメージを 受けたのですが、
まったく、綺麗で フレッシュな 青年です。
彼のお兄さんを カイル・マクラクラン。この人もいい。
うーん。最後のオチが なんとなくわかるような、安易なような。
でも、ずっと 緊張していた神経が ふっつりと 弛緩して、
見終わって ハッピーな気分になるのは 確か。
あと 嬉かったのが、病院の看護士(だと思う)で、ジュリアン・サンズが
出ていたことも。
思いがけない 拾いもの映画でした。
ふぁっちゃいM(2000年1月28日)